どうやって謝れば良いのか








































(もう 手遅れだ)




































月も星もない寒夜
首を垂れてうずくまる
闇に紛れた墓荒らし。
暗く恐ろしい大地に両手を突き入れ、掘り返す。
乱れた吐息は後から後から凍えていく。
慟哭は早、彼方の果てに。
落涙もまた枯れて久しい。
ただ心ばかりが墓場に伏せ、凍てついた大地に爪を立てる。





















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