第七回 *七代目爆音小僧大会*
「特攻の拓」における主役的チーム。
なーんだけど、謎が多すぎる。
六代目が終わった時期や、その原因、あるいは七代目の構成などなど。
原作からして矛盾が多い。
よって気にしない! 言いだしたらキリのないことはしない!
夏生さんの年齢とかは各自で楽しく妄想しましょう。
爆音小僧の流れと人間をちょびっとだけ整理しておくと、
六代目の頭が夏生さん。
特攻隊長が龍也。で、あと須王。ちょっとスタンス違うのが誠。
にしても男前占有率がバカ高ね、六代目。そして最強じゃないですか?
→(色々あって)誠死亡。
→六代目解散。
(→龍也は初代朧童幽霊総長に?)
→乱校に入学した真里が
七代目爆音小僧に。
こんな感じですかね。
で、七代目爆音小僧について見ていきますと、稀に見るお友達集団ですね。
素敵だ。
なんだか本当に、同じクラスのお友達って感じ。仲良しね。
爆音のキャラくらいですよ、二頭身になってギャーギャー騒いでくれるの。可愛い…・・・。
* 七代目爆音小僧頭 鮎川真里 *
1年D組出席番号たぶん1番。天真爛漫直情美少年。
単車は誠の形見のCB400FOUR(赤)。
そのことからも分かるとおり、誠を本当に尊敬し、憧れていた。
だから誠が死んだ後に新しいチームを作った龍也が許せない。
まあ、龍也には彼なりの理由があったんですが、それを知ったとしても真里が彼を許すかどうか。
誠が死ぬ前は仲が良かったらしいですけど。
他に対立してたのは魍魎。武丸は相容れない生き物だそうです。
潰したいのは朧童幽霊と魍魎だけ……だった筈なのに対立者は次々と増えていく。
流石!
そういえば同じくCB400FOURということで八尋に対してもピリピリしてた。
でもちょっと待ってみよう。
もしあのCB400FOURに乗ってたのが別の人間だったら、彼は果たして同じ反応を示しただろうか。
なんとなく違う気がする。
たとえば陸夫(使用前)みたいなタイプだったら普通に打ち解けそう。
……ぶっちゃけアレだ、八尋のこと嫌いだろ!
と、思いたくなるほど実は血の気の多い人でした。
それにしても天真爛漫直情美少年。
華奢な手足に女の子のような顔立ちとか言われちゃうと、燃えますが!
片手でビールケース振り回せまーす♪ 勿論ビールビンの中には液体入ってまーす♪
自分よりでかい人間の首を掴んで高い高いできまーす♪
なんて凶悪!(燃えるッ)
ちなみに。
武丸先生はバス停を楽〜に持ち上げるし、キヨシちゃんは単車を担ぎ上げる♪
もう、君たちったら!
そんなわけで美少年なわけですが、どうもそれはコンプレックスらしい。
女の子みたい、と思われるのが激しく嫌。
真里が「マリ」と読めることも嫌!
きっと小さい頃から会う人会う人に
「可愛いお嬢ちゃんね」と言われ続けたんでしょう。
小学生くらいまでなら骨格も未成熟だし、間違えられやすいと思います。
多感な真里少年は自分を女の子呼ばわりした人間を打倒(血祭りに)しつつ成長したんじゃないかと。
これで己の可愛らしさを確信しつつ有効利用し出すと、来栖くんになります。
この二人、可愛いという点では共通してますが、精神的なものは根本から違いますね。
来栖はどちらかといえば、武丸先生の親戚です。
けれど、より大きな相違点は真里にはアっちゃんがいるということじゃないでしょうか。
真里は天真爛漫というか、無茶な人ですね。
しかも微妙に鬼の血が混じってる気がします。
でもね、絶対的に信頼できて、尚且つすっごく好きでいられる人間が傍にいてくれているというのは、
純粋に、良かったねと思います。
さてさて、鬼の血が混じっているといいつつも、やっぱり基本は無邪気な彼ですが。
最終巻近くなるとそんなこともいってられなくなります。
何というか、余裕がないというか。
無邪気に笑って何でも済ませてしまうことが出来なくなっているというか。
武丸のことや、龍也といつまでもケリがつかずにいることや、須王と無茶な理由で喧嘩始めたことや。
色んな事が理由になっていそうですけれど。
みんなで楽しければそれでいいんじゃない?
という彼の考えが変わっていたように思えました。
ところで20巻、鼻水垂らしてるカットが可愛らしいです。おまけにカズくんやリョーちゃんまで…鼻水!
* 七代目爆音小僧特攻隊長 真嶋“男前”秋生さん
*
あ、すいません。思わず
本音が。
爆音小僧における“お母さん”担当。或いは良心の要。
随所のナイスフォローと暖かい眼差しにより16歳にしてお母さん免許皆伝。
その上、始終男前を貫き通した素敵な人。
男前ポインツを挙げるときりが無いですが、12巻あたりの一人で横須賀行く話が大好きですね。
もぅ、アっちゃんたら☆ って言いたくなります。いやむしろ言わせてください!
男前なせいなのか、他のチームの人間とも純粋抗争関係とは違う、微妙な繋がりが多そうでした。
土屋とかなら次に会ったら普通に会話してるかもしれません。
相賀が混じるとまずコミュニケーションが不可能な気もしますが。
爆音の中ではどうしても抑え役に回ってしまうので、そこから離れた彼をもう少し見たかったなぁと。
彼が抑え役をしているのは明らかに真里の存在があるわけですが。
この二人の関係を見てると、それでもいいんじゃないかと思えてきます。
ところで。
22巻でカズくんのFZRに無理やり5人が乗ろうとしてる時の、ギュムって感じが好き☆。
ちなみにアっちゃんは一番ケツ〜と思ったら、夜叉神ユータくんのVFRをさらって行ってしまう……
お茶目だ!
あと、どこの巻だか忘れましたけど、爆音面子が真嶋商会であまりに御無体をするのを
アっちゃんが叱っている場面があったはず。
もう、アっちゃんお母さんポイントが鰻登りして大変素敵!
あとで何巻だか調べましょ。
そんなこんなで男前なアっちゃんが大変好ましいわけですが。
このサイトではあまり扱ってないです……。
んー、でも、精神的マー×秋を推奨ですかね?
精神的というのがポイントです。
* リョーちゃん *
お名前、姫小路 良。字面がすごい綺麗ですね。
で、ついたあだ名は地獄のリョーちゃん。
相手が地獄だったり自分が地獄だったり色々です。
爆音におけるやんちゃ担当第一人者。話を大きくしてくれますよ〜♪
が、しかし。
26巻でマー坊もアっちゃんもいないのに朧童幽霊が来た時、
残った爆音の面子は彼の判断を仰ごうとしていた。
いざという時には頼られてるんですかね。
爆音の中ではマー坊に続き拓で遊んでる人。
でも実は拓のこと心配してるんだよーってことが露呈することも多かった。
そんなとこが可愛らしい、お寿司屋さんの看板息子。
営業スマイルは得意だけどちょっと迷惑。親切の押し売りを狙ってやれます。
読者の期待を決して裏切らず、しかもたまにその上を行ってくれる人です。
・マンガ最終話への展開について。
彼が外道に喧嘩を売らなければあんなことにはならなかったでしょうねー。
そう考えると、なんだか彼が貴重に思えてきます。
あの場面、仮にリョーちゃんの平常心がまだ残っていて、外道との共闘を選択したらどうでしょう?
朧童幽霊vs爆音+外道になって……龍也兄さんの方が少し不利?というか面倒だと思われ。
とすると今度の展開として、龍也兄さんの方に外道と抗争している人が近づいてきたり……
はっはっは。そんなら
絶対最終回来ないよ。
ミツオとは中学からのお友達で、GSちゃんのケツには彼が乗ってることが多い。
ミツが喧嘩でやられたりするとリョーちゃんはかなりプンスカしてた。仲良しだね。
そういえば平蔵と京子ちゃんとの三角関係があったが、ネタとしてはちっちゃかった。いや大きくても困るけどな!
……ちなみに僕の中でリョーくんは受。
* カズくん *
爆音旗持ちコンビ片割れ。
和やかな笑顔と素敵な眼鏡が
正直堪らん爆音の“いい人”担当。
FZR400RRを語る彼の目は子供のようにキラキラしていたそうです。(拓談)
そんな彼の腰は意外とガッシリしているそうな。(5巻拓談)
……萌!
正直、カズくんとジュンちゃんがいればそれだけで爆音ネタはお腹がふくれる!
大好きだ!
言葉の端々で他の人を気遣っているのが分かる彼は、爆音の中でも良いバランスを保っているのかも。
基本的に、リョーちゃんが掻き回してジュンちゃんがツッコミを入れミツオとカズくんが空気をまったりさせる。
最終的にまとめるのはアっちゃんということで。マー坊は言わずもがな。
カズくんも他の爆音面子の例に洩れず後半は見せ場が減ります。
でも、日常的にチビキャラになってちょこまかしてるのも好きです、ハイ。
前半の巻で敢えて上げるのは10巻。
教習所でキレそうなジュンちゃんを見てハラハラしてるカズくん♪
ふ、普通の人だぁ〜vv
その後で緋咲さんに会った時の表情の落差が好きです。
そして!ここでジュンちゃんの肩にカズくんが肘置いてる構図が大変
素敵。
直後にあっさりやられてるけどそれはそれ!
ある意味おいしい!
このシーンがあるから16巻でもう一度緋咲さんに会った彼が男前な台詞を吐いてくれるんですよッ
* ジュンジくん *
爆音旗持ちコンビの片割れ
中学が湘南という事でそっちのネタには大変絡ませやすかった人。
中学時代の親友である那智絡みの話が多いので、現相方のカズくんより出番が多かった気がしなくもない。
20巻で念願のCBXちゃんが組み上がり、那智の所にうきうきと行く彼は
大変可愛らしい。
お陰で管理人にとって20巻と21巻は祭り状態です、ハイ。
爆音の中ではどちらかと言えばツッコミな気がするが、那智が絡むと大変可愛らしい。
かと言って那智×ジュンではないです。
湘南の方では那智以外にもお友達が多いようだが、乱校での初めてのお友達はカズくん。
20巻だと何気にジュンちゃんの隣はカズくんだ!よし!
小説2巻だとカズくんからジュンちゃんに声をかけてますー。そんな所がカズくんです。
ところで、原作でたまに回想としてある一学期風景。
皆結構違いますねー、ジュンちゃんなんて長ランですよ。頭も違いますね。
個人的には短ランが好み。可愛いから。
そう言えば、那智の事もそうだけど爆音以外の人との話があるのも彼かと。
10巻だと夜叉神のゆーたくんと一緒です。
このね、自分の事を“ちゃん”付け、“くん”付けで言ってる二人が結構好きだなー。
もう10巻は美味しいとこだらけです。教習所とか緋咲さんとか。
ジュンちゃんとカズくんはなんだか普通の高校生なお友達みたいで、好きです。
話の中で出てくる関係が大抵殺伐としているので彼等を見ると、ほっとしますわ。
そんな所が癒し系。
ちなみにこのサイトではカズくん←ジュンちゃんでいきたい……かな。
那智はどうしたのよって話ですが。
* ミツオ *
リョーちゃんの中学時代からの相方、ミツくん。
もうなんだかすごい癒し系……!
家族大事にしてるしね! バブUだしね! 歯無いしね!
そこんとこ実は気にしてるしね!
意外と繊細だ! けどあんまりそれが報われてはいないぞ!
何故なら相方がリョーちんだからだ!
そんなあなたは癒し系。
20巻でパーツ取りに行った店が閉まってて爆音の皆が真っ白に燃え尽きている中、
一人淡々とアっちゃんと電話でお話してるあなた!
そっと振り返った時、皆がキレてるのを見てビビってるあなた!
好きだ。
で、友達思いですよね〜。だから爆音って好きです。
22巻でカズくんとリョーちゃんとミツが3ケツしてる図がやたら楽しいですね。
そしてここでもやっぱりミツは淡々とツッコミを……
その姿や良し!
癒し系そろってるなあ、爆音は。
(04年11月23日)
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