第四回 *榊 龍也*


朧童幽霊初代総長。で、元六代目爆音小僧特攻隊長。
学年は真里の一つ上で、乱校二年。武丸もそう。

主に対立してたのは、爆音小僧と魍魎。あと須王のおかげで獏羅天。
24巻あたり見ると極悪蝶とも揉めてくれそう。ヒャッホウ!

龍也と真里、もともと仲は悪くなかったらしい。
ただ「誠の死」の捉え方が違った。
龍也にとって誠の死は死でしかなく、それで自分が止まる理由にはならないと思った。
だけど真里が爆音小僧を復活させたのは許せない。
それは誠の死によって完全に終わったものであり、終わらせたものは触れるべきでないから。
龍也にとって真里の爆音小僧は、あってはならないものなんだと思う。

そんな龍也さんの単車は、GPZ900R A-6 NINJA。
本人の不運を象徴するかのように、ろくな目にあわなかった。


さてさて、17才にして悟ったように男前な彼ですが。
個人的には彼を特拓における不幸の双璧だと考えています。
思い起こせば本当にろくな目にあってないなあ……後半はかませ犬ポジションだし。
や、でもね、男前なんですよ。
特拓キャラで男前を挙げろを言われたら、この人か秀人くんか本当に迷いますね!
原作の回が進むほど、つまり絵が綺麗になっていくのに正比例して男前度がアップするという恐るべき17才!!
実はそれは秀人くんについても同じく言えることなんだけれども、
彼の場合、男前度の代わりに出番が減ったので、結果的に良いんだか悪いんだかよく分からない。

ではどうして龍也の出番は減らなかったかというと、微妙にヘタレ だから♪

いや、ホントかどうかは知りませんがね。
ただこの人ほど男前であると同時に、ヘタレであることをアピールした人もいないかもしれない。
思い返してみれば……対誠、対須王、対時貞、対陸夫、それぞれにおいて漏れなくヘタレポイント満載!

おいしい!(断言)

未だに、誠に負けっぱなしだったことを引き摺ってるあたり男の子していて大好きです。

好きといえば、この人、本当に面白いんですけど。
たとえばね、6巻だとデコに絆創膏はってるんですよ!
デコですよ!? デコの真ん中!
それはありなんですか!?
しかも笑ってた! いや別にデコに絆創膏はったせいで楽しく笑ってるわけじゃないけどさ!
何故よりによってデコの真ん中にバンソーコーはって、そんな男前な笑顔なんですか!

そんなあなたの精神性は面白いを通り越して、可愛らしい です。

そう! 可愛いんだよ! ホント可愛いんだ、龍也さん!
だから受なのか攻なのか本当に困る。
困られてもしようがないだろうが、困る!
うーん、このサイトでは開き直ってヘタレな龍也さんでいくんだと思います。
で、原作では緋咲さんと接点ないんですけどね……。
このカプ、好きだ。
前提は夏龍で秀緋。二人とも当たり前のように本命が別にいる。
セフレね。さらっとして、べたべたしない。
どっちが受とか攻つーか、百合カポー?
寄ってくるのは緋咲さんのほう。で、いじられてるのは龍也。
緋咲さんは龍也の、一本筋の通った性格が好き、なのにいじると可愛い(おかしい)から。
龍也的には緋咲さんとの関係はぐだぐだ。
別に嫌いではないから、あと勝手に寄ってくるからって程度。
そんなぐだぐだ百合カプ。互いに本命優先ですから。

このサイトではメインで書くことはないだろうけれど、隙を見て小ネタでも書きたいですね。
(04/9/28)


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