第二回 *一条 武丸*


魍魎九代目統領。
前の代の幹部を全滅させて九代目になったというお茶目な人。
単車はGSX400FSインパルス。
校門の真ん中に止めて存在をアピール。ちょっと可愛らしい。

対立してたのは、ほぼ全部。視界に入るのはみんな敵ですから。


で。
ぶっちゃけ好きです、大好きです。
思い入れの強さはたぶん緋咲薫と同レベルです。
まあ、ベクトルの向きは正確に逆だったりしますが。

どこらへんが好きかといいますと、人外っぷりが。
最初のほうではまだ人間らしかったのに、話が進むにつれ……うふふ。
あの非人間的と言うか超人間的なキャラがやたら好ましいです。
トラックに轢かれても死なない、ツルハシとかバス停引き摺って来たりする、
彼のその怖さにやはり目がいくわけですが。
実際彼が画面に出てくると、一気にそちらに意識が集中するあたり、

あなたは主役ですか。

画面の構成でいえば特拓随一の格好良さだと思います。
あと、月の似合う男ナンバーワン。
彼が月を背負って出てくると、燃えますね。きゃーきゃー言いますね。

さてさて、結局原作では誰が最強だったのか決まらなかったわけですが。
武丸は、どうなんですかね。
彼の場合、喧嘩が強い云々の前に、とにかく怖いんですよ。
なのに、そこから更にキレますしね。
キレると傷みを感じないみたいだし、本当にゾンビですね。
だから普通に殴りっこしても勝てる気があんまりしないわけですが。
すると、とりあえず動きを止めようとすれば、龍也さんみたいに肩外しちゃうとか。
狙って思いきり脳にダメージを与えるとか。
そんなことを考えると、武丸に勝てるタイプの人っていうのは、龍也とか八尋かなあと。
思ってみたり。
マー坊は普通の喧嘩しそうだし、時貞は面倒くさがりっぽいんで、途中で飽きそう。
来栖は、まず相手をいたぶることを考えそう。だから武丸とそんなに相性がいいとは思えない。
でも龍也さんは後半……むにゃむにゃ……ですけど。
あ、八尋は印象です。
まともに喧嘩してるとこなかったんですけど、とにかく容赦はなさそうだったんで。
最終巻が……むにゃむにゃ……なわけですが。


ところで、武丸を見てると思い出すのが、
いや、それを見ると武丸を思い出すのが、FF10の召喚獣「アニマ」です。
アニマっつーのは、包帯ぐるぐるで鎖ぐるぐるの、
なんだかよく分からないとにかくでかいモノなんですが。
吠えます。

「アンギャーッ」

アンギャーッつーか、ギャーっとかグァーッって感じですが。
吠えます。その吠えっぷりが好きです。
武丸は、そんな感じ☆

や、どうやら怪獣っぽい彼が好きみたいですが。
そこを離れると、たまーに彼が可愛く見えるときもあります。確率低いけど。
たまに気の抜けた絵で描かれると、普段との落差があって可愛く見えるようです。

可愛いといえば、武丸についてまわる雛子が可愛いんですが。
ついてまわられてるときの武丸さん、男前に見えません?

いや、むしろ男前!

ばんざーいばんざーい!!


で、少しは裏っぽい話をしますと。
攻でしょ。つーか攻と言ってください!
この人のカプは……ああ、わかりません、本当にわかりません。
まあ、緋咲さんとも絡んでないし、絡ませる気もないんで、このサイトで扱うことはないと思います。
原作だけでお腹いっぱいごちそうさまでした!
(04/9/26)

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